三沢航空科学館 その1
さて。先日、三沢基地の程近くにある、三沢航空科学館にいってまいりました。
ちょうど期間展示で実物大のゼロ戦が見れるってんで、けっこう興味津々。
記事的には例によって写真メインで文章ちょろちょろっと。詳しい話は個別にwikiでも調べてもらえればよろしい。
タミヤ 1/48 傑作機シリーズ No.27 日本海軍 零式艦上戦闘機 52丙型 A6M5c プラモデル 61027
- 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: おもちゃ&ホビー
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大空ひろば
F-16A 戦闘機
有名なF-16戦闘機。これはその初代モデルのF-16Aとかいうもんだそうな。
アメリカ軍から借りて展示してるらしいけど、キャノピーのこの塗装はどうにかならんもんかね。たぶんコクピットの中身が全部とっぱらわれた状態だから色塗って隠してるのかな、とか。
F-104 スターファイター
個人的にかなり好きな戦闘機。夢の超音速戦闘機って奴。実際は安定性に問題があったとかなんとかかんとか。
自衛隊機の機体の注意書きってなんか好き。やたらわかりやすい日本語がシュールというかなんというか。
T-2 高等練習機
航空自衛隊の練習機T-2。国産初の超音速機だそうで。シンプルかつスマート。かっちょいいよね。今はもう退役しちゃって後継機のT-4が使われてる。
そのT-2のブルーインパルス仕様の機体。かっちょええわ。鼻血出る。
F-1 支援戦闘機
前述のT-2練習機をベースに単座化して作られたのがこの三菱F-1。実は俺、このF-1大好き。これも退役して久しいけど、なんともいえないカッコよさがあるね!国産だからって贔屓もあるんだけどw
なまじ好きだったもんで、SUPER大戦略(古!)では日本を使ってこいつを大量生産、エースコンバットでも意地になってこいつ使ってた。実物見るのは実は今回が初めてだったんだけど、やっぱりかっこええな。ふふん。
UP-3A 人員輸送機
対潜哨戒機P-3Aを改造して人員輸送用としたもの。「米海軍第7艦隊司令官が移動用に使用していた飛行機*1」とのこと。
高級幹部移動用ってくらいなんで、中は至極快適。椅子なんか民間のビジネスクラスくらいの大きさで座り心地も上々。とはいえ軍用機、壁にけっこうクッション材貼りつけてるようだけど、たぶん飛んだら機内はなかなかの騒音なんじゃなかろうかなぁ?とか。まぁプロペラ機だしな。
T-3 初等練習機
T-33Aの手前に見えるのが、航空自衛隊のレシプロ練習機T-3。富士重工製。
こちら、コクピットに乗れるようになっております。早速乗ってみた。
飛行機のコクピットに収まるなんて経験なかったもんだから若干興奮。飛行機乗りだったうちの死んだ爺様もこんなかんじで操縦してたのかな、とか思いつつ操縦桿をいじろうとするも、後部座席にのったおっちゃんが息子と一緒に「お、これ動くじゃん!」って興奮気味にあちこちいじくりまわして、当然連動してる俺の座る席の操縦桿やスロットルも激しく動くもんでそれどころじゃなかった。一応大人の対応として静観を決め込む。
T-33A ジェット練習機
アメリカ軍の戦闘機P-80をベースとしたジェット練習機。
ベースがベースだけに、今時の戦闘機にはない独特の味のあるデザイン。なんかこう、暫く見とれてみたり。
OH-6D 観測機
陸上自衛隊の観測ヘリコプター。ヘリってあんま近くで見たことないからちょっとわくわく。ちなみに青いズボンのおっさんは知らない人。係の人だと思ってたんだけど、どうなんだか?
コックピット。俺の足写ってら。
左側に、「航空機の部品を盗らないでください」の注意書き。ってか盗っていく奴がいるってことに驚愕。
「始動時及び停止時に於いてはサイクリック・フォースをニュートラルにトリムしなければならない。」
ここまで意味のわからん単語がならんでるとなんだか笑けてくる。
LR-1 連絡偵察機
陸上自衛隊の偵察機。
なんちゅうか、陸上迷彩の航空機って異常にかっこええ。たまらんね。
狭い機内の椅子の間を抜けて操縦席へ。思いのほか操縦席からの視界は狭く感じた。ヘリのコクピット見た後だからかも?
こいつもいくつか計器が外されて穴だらけになってた。貴重な計器だから外してあるのかな?とかも考えたが、OH-6Dであんな張り紙見た後だと、一通りかっさらわれた後なんじゃなかろうか?とか考えてしまう。
「非常口としてここを切開け」
切り開いたら何が出てくるんかな。
F-4EJ改 戦闘機
ファントーム!!言わずと知れたF-4ですな。
斜め前方から。キリッ。
反対側から。キリッ。
そして尻。ファントムの尻ってとてつもなくイカスと思う。とくにこの尾翼。斜め下に伸びる尾翼がたまらん。そして二つのノズル。かっこよすぎる…!!
航空科学館の中にまだ入ってないのにこの盛り上がりよう。まぁ幼稚園児とか夏休みの小学生とかがけっこう見に来てたんで、飛行機見ながらハアハアしないようにひたすら自重しておりました。
記事も長くなったんで以下次号。
*1:大空ひろば パンフレットより引用。