俺とWindows Vista
さて。新世代OS「Windows Vista」が発売されて、しばらくたちましたが。
Vista売れず、販売数がXPを大幅に下回る…発売後一週間集計
「発売後一週間のパッケージ版Vistaの販売数がXPを下回る」--NPD調査
小売店におけるパッケージ版「Windows Vista」の発売後1週間の売上数が、「Windows XP」の時を大幅に下回ることがNPDの集計から明らかになった。
市場調査会社NPDのデータによると、発売後1週間を見た場合、VistaはXPより売上本数が約59％少なかったという。売り上げも減少したが、その差は売上本数ほどではなく、Vista発売後1週間の売り上げはXPの時と比べて32％減にとどまっている。
※引用；痛いニュース(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/)
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Vistaの新機能といえば、有名どころは前述の「Windows Aero」をはじめとして、使用頻度の高いアプリを先読みする「Windows SuperFetch」、USBメモリをキャッシュメモリとして使える「Windows ReadyBoost」、あとDirectX10の対応といったところだろうか。
しかしまぁ、あちこちで言われてるとおり、OSの分際で要求スペックが高いってのがかなりのネック。Microsoftから動作スペックの基準が正式発表されてるが、Microsoft推奨の「Windows Vista Premium Ready PC」を見てみる。
- Windows Vista Premium Ready PC
- 1GHzのCPU
- 1GBのシステムメモリ
- Aeroに対応したグラフィックプロセッサ（GPU）
- 40GBのハードディスク
- 15GBのハードディスク空き容量
- DVD-ROM
- オーディオ出力
- インターネット接続可能
まぁ、OS単体にしてはかなり重量級な部類にはいるわな。最低動作環境ってのも提示されてるけど、実用域とは思えないので無視。
うちの環境に照らし合わせてみると、ひととおり要求スペックは満たしている。CPUは無印Pen4の2.53GHz、メモリはPC2700のDDR1GByte。グラボはAGPだけど、GeForce6600GT(256M)搭載してるから、いまどきのゲームをやってもそれほど不便を感じることはない（ってかBattlefield2が比較的快適動作してるんで不満はない）。とどのつまり、いまの環境には満足している。HDDは容量にかなり余裕あるし、Vistaにして不安な部分としてはメインメモリ容量ぐらいになるだろうか。
メモリ1GByte推奨になってるけど、SuperFetchをつかわなければそれほどメモリ食うことはない、ということが引用サイトには書いてあった。Aeroはどうせ飽きたらクラシック表示を使うようになるだろうし、そもそも一番安価な「Home Basic」エディションにはAeroは搭載されてない。いまのところDirectX10必須なゲームは見当たらないし、特にやりたいゲームでもない限りは必要なさそうだ・・・ってあれ、Vistaいらな（検閲）
とはいえ今後、新規にPC購入時、ほっておいてもVistaが最初から搭載されてたりするわけで、仕事上でも動作検証とかが嫌でも発生してくることになるだろう。特にIE7あたりの動作互換に危険性をひしひしと感じる（ActiveXを多用してるシステムはやばいらしいとかいう噂も聞く）。本当は、内部的に玄人好みな改良点が多々あるとの話らしいんだが、ホームユーザーとして見ると、XPのサポートがきいてるうちは必要性なさそうだなぁ、というのが俺様の感想。というか、世間一般の意見みたいだな。
Microsoftも、ゲイツがWindowsの最前線から一歩しりぞいてから、なかなか大変らしいという話も聞いた。Microsoftの黄金期は、Win95〜98を開発していたころだ、という話も聞く。なんだかんだで、公私共に嫌でもまだまだ長い付き合いになるわけだろうから、まずは今後の動きに注目していきたい。
とか、無難な着陸をさせてみたが、発売一週間見ただけで売れた売れないって話するのは滑稽な気もするし、長い目で見たらいつかは買うことになるんだろうな、という気はしてる。要は何を言いたいかっちゅうと、結局俺は当分買わねぇな、って話。なんだそりゃ。
