仙台へ。
[,right]帰省のUターンラッシュも佳境っちゅうことで、朝7時前に青森を出発して、仙台まではるばる運転してきました。
まー、親父と交代しながらの長旅だったわけなんですけど、歳のせいここ数日の遅寝早起き生活がこたえたのか、正直半分ぐらい運転した程度で疲れてしまいましたよ。幸い渋滞につかまることはなかったけど、長距離の高速道路っちゅうのはことのほか疲れるもんですな。
そんなかんじで移動してきたんですけど、せっかくなんで、久しぶりに十和田湖とかを見ながらいこうや!って話で、いろいろ見てきました。十和田湖とか奥入瀬渓流とか、中学やら高校やらのときに行ったことはあったけど、実際に「いいなぁ」なんて感じるのはこの歳になってからだね。特にコンクリートジャングルな場所に住んでたりするんで、草のにおいとか鳥の声とか、そんなちょっとしたことがものすごく楽しかったり嬉しかったりするんです。
そんな風景を写真にばしばしおさめてきたので、せっかくなんで公開してみます。
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山に登ると、まだ残雪が残ってるんだけど、まぁ「雪の回廊」の時期からは外れてしまっているんで、回廊はずいぶんと低くなってました。うむ、やはり我が愛車ランクス号は、山の中でもかっこええな。しみじみ。
で、八甲田の睡蓮沼も見てきました。まだたっぷり雪が積もってるわけだけど、なかなかにして絶景かな。
睡蓮沼から望む八甲田山。見慣れた山だけど、なんかいい雰囲気じゃないですか。
奥入瀬渓流も見てきましたよ。ガキのころに見たときなんかは、ただの川くらいにしか感じなかったんじゃけど、やっぱり改めて見るといいもんだね。川の流れる音やら、滝の落ちるダイナミックな様やら。
ただ、ちょっとばかしブヨみたいなハエみたいな虫がわいてて、刺しそうな気配だったんで逃げました。
途中、十和田湖の絶景ポイントで景色を堪能しつつ、
十和田湖到着。
スワンボートは、やった後足腰立たなくなるので今回は割愛。
鮎とかホタテとか、いろいろ焼いて売ってました。
鮎、うまかったです。まるかじり。
そして秋田名物きりたんぽ。名物を堪能。ひとしきり満足したので、次の目的地に出発。
で、ここ。秋田県から十和田湖にほど近い場所にある「康楽館*1」。現存する日本で最古の芝居小屋。いまでも能やら歌舞伎やら演劇やら、現役でつかわれてたりする。
時代劇やら映画なんかで見たことがあるような、歴史あるつくりの芝居小屋。これで、一階と二階あわせて最大600名収容。いくつか改修が入った場所もあるけど、基本的には当時のまま。昔からある「まわり舞台」や「切穴(花道にある、役者が出入りするエレベータみたいなの)」の舞台裏を見学できたりして、なかなかにしておもしろかったですよ。実際に、すこしだけ舞台もみれました。んー、いまの世の中、なにかしら「よさこいソーラン」が関わってくるようで、役者さんがあの音楽で踊りまくってました。
康楽館は、もともと明治時代にこの辺にあった小坂鉱山で栄えたあたりに建ったもので、すぐ近くには鉱山事務所なんかもある。まー綺麗な西洋建築で、外からみると壮大なもんでした。二階から上は資料館になったりしてるんだけど、今回は割愛。
ひとしきり見て回って、この後高速に乗ってプラプラ家まで帰ったわけです。ちょっとした家族旅行みたいなかんじで、楽しかったですよ。生まれ故郷の近所で見知った場所だとばかり思ってたけど、なかなか知らないことや新しい発見なんかもあるもんです。
んー、いい旅でした。家に着くころには疲れて燃え尽きてましたが。
うむ、体力ほしいな。