Nozablog.

日記とかエアガンとかパソコンとかゲームとか。

既知との遭遇

昨夜、深夜作業を終えて、タクシーで帰宅したときのこと。ふと運転手さんから、妙に懐かしいオーラを感じた。私は恐る恐る、運転手さんに尋ねてみた。
私:「あの、運転手さん。ご出身て、どちらですか?」
運:「ワタシ?わたし青森。」
私:「うわやっぱし。そんな気配を感じたんだー」
運:「もしかしてお客さんも!?青森のどこさ!?」
私:「僕、青森市。」
運:「わたし、もうちょい下だー。黒石!」
やはり、どことなく同郷人というのは、気配でわかるものだ。言葉のイントネーションがどうとかいう前に、その人を包んでいるオーラが見える。
やれ伊奈かっぺいがどうだの、だびよん劇場がどうだの、吉幾造を乗せたことがあるだの、ひとしきり青森話に花を咲かせた後、タクシー料金を50円まけてもらった。
運:「いつもあのへんで客待ちしてるから、また乗ってください!ほら、青森でしか見ない苗字のタクシーですんで!!」
私:「あそこ、うちの会社の前なんで、ぜひ!」
運:「そいだらまた〜!!」
満面の笑みで、運転手さんは走り去った。
ひとしきり笑顔で見送った後、(500円ぐらいまけてくれればいいのに・・・・)と思った、そんなある冬の夜の出来事。