Nozablog.

日記とかエアガンとかパソコンとかゲームとか。

俺と逆転裁判

いまさらではあるのだが、今、俺的に「逆転裁判*1」が熱い。
けっこう前に(エミュで)やって放置されていたのだが、ふと携帯版をDLしてやってみて、改めてきちんとGBA版を(エミュで)やってみることにしたのだ。
そしたらもう。まんまとハマってしまった。
このゲームの醍醐味は、アドベンチャーパートでの情報収集・推理と、そこで得た情報による法廷パートでの確証に尽きると思う(てか、それはゲームシステムそのまんまか)。ストーリー的に極端に無理な設定は(おおむね)なく、その場にある状況・物証から事件の概要が確実に明らかになる。ゲーム内でフラグを立てるのではなく(まぁ結局は立てるのだが)、自分の頭で考えること。その結果、自分の推理が正しかったときの「お、俺すごいんじゃね?」という妙な自己満足。これに尽きるのではないかと。
また、ストーリーが進むにつれて、その盛り上がりに拍車をかけるBGM。まぁ、ハードがハードだけに、ばりばりのFM音源なのだが、これが秀逸。犯人の証言の矛盾を、徐々に物証で追い詰める快感をさらに高めてくれるわけだ。
とはいえ、このゲーム、私は間違いなく面白いと思うのだが、システム的に好き嫌いが分かれると思う。ストーリーの流れにしても、すべての人が同じ推理をするわけではないし、自分の推理と異なる流れの場合は、納得できずにストレスが溜まるのではないか。自分の推理が話の流れについていけなくなると、極端な話、コマンドの総当り式になるわけで、ストーリーだけが勝手にどんどん進んでいってしまうような印象を受けた。
まぁ、全体的によくまとまったゲームだ。多少無理なこじつけっぽい部分もないことはないのだが、結局は、それを「そんなのありえねぇよ。くだらねぇ。」と一蹴するか、「なるほど、そういう考え方もアリか!」と感心するか。後者のほうが間違いなく、100倍楽しめると断言する。旨い言い方はできんが、なんでもかんでも粗探ししてると、楽しいことも楽しめなくなるよ、と(ちょっと結論としては不適当か)。
ゲームなんて、製作者の意図した「罠(?)」にあえて嵌らないと、つまらんもんなんです。

逆転裁判

逆転裁判

逆転裁判2

逆転裁判2