俺と電車男
まぁ、いまさらなんだけど「電車男」読みました。
ネット探せば、うなるほど過去ログやらなにやら出てくるんだけど、あえて本で。流行に踊らされてるなんて言われるかもしれないけど、それはそれ。
そこそこ厚い本なんだけど、内容的には全然重くない。なるべくゆっくりと読むように心がけてたんだけど、今日読み始めたら、最後まで一気に読み終わってしまった。
まぁ、案の定、最後あたりになったら、涙腺がじんわりと破壊されましたね。最近ゆるいんだよ俺。友達が家に来たときに、Dr.コトーのスペシャルがテレビでやってて、観てるうちに涙流して、あわてて台布巾で涙ぬぐうぐらいに。ちょっとかっこわるいぞ俺orz
本の内容的には、あえて語ることもなかろう。ネットしらべればいくらでも過去ログ出てくるだろうし、話題になるほどのことなんだから、そりゃぁ胸が熱くなるさ。
それはともかく、きっかけは本だったけど、この「電車男」の本に書かれている内容の裏で、別の人のストーリーなんかがたくさんあるわけだ。それこそ、時系列的にはこの本と同じタイミングで。そのへんの話をネットであらためて読むのが、なかなか楽しいね。楽しいっちゃ失礼だけどさ。
ネットを普段から使う身として、身近なところから生まれたこんなお話。それに親近感を覚えながら、その場にリアルタイムに書き込んでた人になりきって読めたのが、とても良かったかと。
媒体が変わるだけで、案外感動も違うものよ。
- 作者: 中野独人
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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