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親子の語らい

親父殿が東京出張だったので、一緒に晩飯食ってきました。
[,right]お袋を介さない親父とサシでの飲みってのは案外機会がないもんです。ある意味、家族というよりは、仕事モードの延長線上の親父との飲みでした。
白髪が増えた親父を目の前に、妙な感傷にひたりつつ。
会話の内容はというと、ISOの話からはじまり、「9001より現在求められているのは14001だ」という話になり、じゃぁその14001のメリットをどうやってエンドユーザーに売り込んでいくかとか、今流行のコーポレートガバナンスの話とか、製造部門の海外進出の話になりつつも、どんどんと盛り上がっていきました。ってか、これって親子の団欒の会話じゃねぇよって突っ込みはスルーの方向で。親父が30になったときの体験談みたいな話にもなりましたが。
改めて思うにせよ、悔しいことに当時同年代の親父と当てはめてみても、どこまでいっても親父にたどり着かない自分にやきもきする部分がありますな。これって男だったらだれでも感じる部分なんじゃないだろうか。そう思いながらも、もうあと3年で定年を迎える親父に対する感傷的な部分も出てくるわけで。
もちろん仕事ばかりではないんだけど、親父っていうのはいつまでも自分の目標として君臨し続ける存在で、(ある意味コンプレックスに近いのだろうけど)いつまでたっても乗り越えることのできない大きな目標みたいなものなんじゃないかな、とか思うわけです。そんな親父は、トレンチコートを身にまとい、颯爽と東京駅八重洲中央口の新幹線の改札の中へと姿を消しました。見送ってんだからちょっとくらい振り向けや!、とかいう話はおいといて。
団塊の世代と呼ばれる集団に辛うじて含まれるうちの親父。ところかわれば、うちの会社の親父と同年代の連中みたいに、社内で煙たがられたりしてるのかもしれない。たとえそうであっても、いつまでたっても俺の目標みたいなものであってほしい、改めてそんな気にさせてくれた夜でした。
ってか、久保田の万寿とか余裕でたのんでたけど、けっこういい金額になったんじゃね?とうちゃん大丈夫かしら。ウイー。