俺とSecond Life
さて。日本語ベータ版が発表されたにもかかわらず、いまいち盛り上がりに欠け、「始まる前に終わった」とまで噂する人までいる例のアレです。「Second Life」。まぁ、とやかく言う前に、とりあえずやってみないことにはなんとも言えないかな、ということで、ユーザー登録してみました。どんなもんだか。
セカンドライフのすべて 週刊アスキー 2007年 7/24号 臨時増刊 [雑誌]
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 雑誌
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
とりあえず日本人ライクな名前をつけて、さっそくアバターをいじってみたわけですが。ぶっちゃけ難しいね。たくさんのパラメータがあるので、それらをちくちくいじくってやれば、ある程度自分に似た顔を作れるってのが売りらしいけど(別にぜんぜん違う顔でもいいんだが)。いろいろいじれて自由度が高いのは認めるけど、いかんせんわかりにくい。それに、それぞれのパラメータを微妙に調整してやらないと、知らぬ間に頭頂部に禿ができていたりする。街中ひとしきり歩き回ったあとで気づかされるのは勘弁してほしい(それは俺の責任だが)*1。
服装も基本的に同じようなパラメータで調整してやるのがまた難しいね。ちなみに画像は、試行錯誤してる途中のもの。*2恐ろしくダサい長袖シャツ。むしろ遠山の金さんを連想。
というわけで、チュートリアルフィールドもそこそこに、とりあえず検索した日本人街にいってみました。このゲーム(ツールというべきか?)のシステムがあまり理解できていないんだけど、各マップのエリアごとにサーバーが存在して、そこのエリアに移動したタイミングで建物とかのオブジェクトをとりにいくような雰囲気。したがって、当然海外の町に行こうとすると、すべてのオブジェクトが展開されるまでにけっこう時間がかかることになる。このへんがじれったい。日本の街に行ったときは、けっこうレスポンスが早かったので、おおむね構造はあたってるようだ。
で、街中を移動してみたわけなんだが。いかんせん、動きがにぶいな。普段からFPSやらMMOやらやってる手前、ちょっとばかりストレスを感じる。もちろんリアルタイム性が問われるシステムじゃないわけだから、問題はないんだろうけどな。
で、いろいろ操作してるうちに、「飛行」って機能を発見。試してみたら、いきなり飛びやがった。なんすかこれ、ド○ゴンボールすか。あまりに突拍子のない機能だったもんで、正直引いた。いや、まぁ、いいんすけどね。夢いっぱいでいいんじゃないすか。
で、まだ一日しかやっていない俺の感想。この手のやつって、普段からMMOとかFPSとかやらない、PCのライトユーザーがやるようなもんだと思うんだけど、正直いって操作とかシステムとか、難しすぎるんじゃなかろうか?日本語ベータだということを差し引いても、メッセージの多数は英語だし、日本語だったとしても無理やり和訳的なメッセージが多数見受けられる(UNIX系日本語GUIのメッセージに近い文面かな)。最初からマニュアルと首っ引きでやること前提ならともかく、ちょっととっつきにくすぎやしないか?あと、MMOなんかと違って、目標とかがないっていうのは日本で受け入れられるには厳しくなかろうか?
まぁ、話題先行でどんどん加熱していった感のある(いや、ないか?)Second Life。これからどうなるかは、当然今後魅力的なコンテンツがサードパーティー(というべきか?)から発表されるか否かにかかってくるとは思う。
とりあえず、ぼちぼちやってみながら、行く末を見守ってみようかな、とか。そんな。