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俺とSSD

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さて。今流行のSSDなるものを入手してみた。
SSDってもんが世間で騒がれ始めてから結構たつんだけど、なかなか高価なもんでおいそれと手が出るようなものじゃなかったわけなんだが、最近になって一昔前のHDDくらいの値段で手に入るようになってきた。
今回入手したのは、TranscendMLCタイプ32GByte、IDEモデル。うちで埃かぶってるVAIOのHDDと交換することが目的だったので、あえてSATAモデルではない。今後もっと大容量化して安価になっていくんだろうが、購入時は32Gで8000円切る値段だった。MLCタイプに関しては、もはやSSD記憶媒体の選択肢として一般的に手が届く値段に落ち着いてきてるようだ。

Transcend 32GB SSD 2.5インチ IDE MLC TS32GSSD25-M

Transcend 32GB SSD 2.5インチ IDE MLC TS32GSSD25-M

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で、早速うちのVAIOに組み込んでみた。うちのVAIOは、PCG-SRX7F/P。もう7〜8年前のモデルになるんだな。スペックは以下のとおり。

「バイオノートSR」 PCG-SRX7F/P FOR BUSINESS PERSONAL SCENES
screenshot

CPU
MobilePentium3 850MHz
メモリ
384MByte(最大)
OS
WindowsXP

もともと中古で買った品物なんだが、いまだにバッテリーも元気だし、けっこう気に入っている。しかしまぁ、OSの起動・動作が致命的に遅い。XPから2000へのダウングレードも、メーカーがサポートしてないもんで、ドライバ入手とかでかなり絶望的な状態(がんばって2000いれて使ってる方もおられるみたいだけど、かなり苦労してる様子)。あと、特に気になってたのが、常にカリカリ音の出るHDD。いつか静かなHDDに交換してやろうと思ってた矢先にこのSSD見つけてしまったので、思い切って交換してみようと考えたわけだ。
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で、長い前置きはこのへんにしておいて、交換してみた感触だけど、確かに速くなった。明らかに起動が高速。あと、当然HDDのシーク音もないんで、動作も静か。これはすばらしいね。HDDと比較して動作電力も少ないので、ノートPCにはSSDはいいことずくめですな。
気になった点は、動作時の細かいハング(プチフリ)。HDDだとガリガリ必死で動いて音がするけど、SSDだと音がないから余計に気になるのかもしれない。これはまぁ慣れだろうか?あと、HDDと違ってSSDは読み書き回数に制限があるし、まだまだ先のことだろうけど少々気になる。
何はともあれ、これでうちのVAIOももうしばらく現役続行できそうな気配。
当然、ディスクの読み込み速度だけ上がっても、CPUやメモリはそのままなんで限界はあるけど、家で使ってない古いマシンとかあったらSSD組み込んでパワーアップさせるのもひとつの手段ですな。
そのうち余裕があったら、SATAモデルでもひとつ調達して、メインのデスクトップ機に組み込んでみたいところです。

おまけ

古いマシンを快適にする方法として、「eBoostr」ってソフトもあるんでちょっと紹介しておく。

パソコン高速化ソフトならeBoostrにおまかせ!XPもVistaもWindows7もWindows8(8.1)もお手軽高速化! | eBoostr
screenshot

これは、WindowsVistaの機能である「ReadyBoost」の機能を2000やXPで実装するソフト。HDDより読み込み速度の速いUSBメモリや各種メモリーカード上にキャッシュファイルを構築して、アプリの起動をかなり速くすることができる優れもの。ただ、前提条件として、USB2.0等の転送速度の速いポートが必要になる。
ライセンス購入前は起動後4時間の時間制限つきで動作するんだが、4時間ごとに再起動すればずっと使える(PC起動時にいちいち出てくるライセンス確認がちょっと気になるが)。
メモリ大量に積んでるマシンに組み込んでも体感速度はほとんどあがんないけど、メモリ上限が少ない古いノートとかにはかなり効果あり。こちらもおためしあれ。

eBoostr 3 Standard パッケージ版

eBoostr 3 Standard パッケージ版