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俺とZERO STYLE

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さて。風邪を引いたわけだが。
とりあえず症状は一段落したんだが、いかんせん咳と扁桃腺の腫れが激しくて大変なことになっている。呼吸器系の症状がひどくなるのは喫煙者の宿命。こういうときには毎回煙草やめようと思うのだが、なかなかやめられない。
それはさておき。発売から暫くたっているんだが、東京都内の一部店舗でのみ発売された無煙たばこ「ZERO STYLE」を買ってみた。発売して間もなく入手したんだが、それ以降なかなか店頭販売してるのを見かけることが無い。かなりの人気商品になってるらしく、ネット上でのオークションサイトでは一箱400円の交換用フィルターが即決価格2000円で取引されていた。

で、このzero styleってどんなもんなん?って話なんだが、カテゴリー的には「嗅ぎたばこ」に分類される。
嗅ぎたばこっていうもの自体国内ではポピュラーなものではないんだが、一般的な嗅ぎたばこは粉状の煙草を少量手の甲に置いて鼻から吸引して使用する。中世ヨーロッパの貴族の嗜み的なかんじ?実際に使ったことはないんだが、もし粉が白ければ*1その仕草からちょっと誤解をうけそうな気がしてしまう。
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zero styleはそういう粉状のタイプではなく、煙草の葉っぱとミント的なものが入ったフィルターを禁煙パイポによく似た容器にセットして口から吸い込んで使用する。サイズはパイポのそれより一回り太いかんじ。意外にしっかり作られていて、くわえ心地も悪くない。パイプ煙草なんかを意識して作られたのかな、という印象を受けた。ちなみに写真は一般的なサイズの煙草との対比。
実際に吸ってみると、ほとんど煙草を吸ってるという気にはならない。ヤニ臭さなどもなく、あくまでメンソールの爽快感だけが感じられる。もっと煙草くさいもんだと思ってたんだが、全然そんなことはなかった。しかしこれが煙草であることにかわりはなく、微量ながらもニコチンが含まれている。そのせいか、これを吸った後にすぐに普通の煙草を吸いたい!って気持ちにはならなかった。
ちなみに公式サイト*2によると、フィルター一つで半日から一日使用できるらしいんだが、実は使い初めてからそろそろ二週間、まだフィルターを交換してない。衛生的にはどうなの?って話もあろうが、想像以上に長持ちしてお財布にも優しいってのがかなり気に入っている。
で、このzero style。「いままで煙草吸えなかったところでも吸えるから最高じゃん!!」って話になるとおもうんだが…

◇無煙たばこを巡る各社の対応

日本航空   ◎  
全日空   ×  
JR東日本   ○  
JR東海   ○  
JR西日本   △  

※◎は容認、○は容認の方向、△は未定、×は禁止
※引用;毎日jp 「無煙たばこ:東京限定発売 「一服」認める?分かれる対応」 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100518k0000m040079000c.html

まぁ、微妙である。
本来受動喫煙がどうのって騒がれた原因である副流煙がでないこのzero style、場所によって使用を禁止するって話がでるとは思っていなかった。ガムくいながら歩いてるのと同じようなもんだと。ポイ捨てされることがないって部分においてはガムよりよっぽどいいと思うんだが。まぁ、政府のいう「健康増進」的な意味合いからいえばちょっとアレか。
別に自分でも24時間口から離さず咥えていたい!ってわけではないし。まー、成人向けおしゃぶりってところだな。使ってる姿は決してかっこいいもんじゃないけど。喫煙できる人は成人なんだから、そんくらいの節度をもった行動は自分を含めてできると思いたいな、と。
でもまぁこのzero style、今のところ東京都内の一部店舗でしか取り扱っていないわけだが、早いとこ手軽に入手できるようになればいいなぁ、と。煙草も値上げされることだし、減煙の手段としてもけっこう使えると思うんだよねぇ。ふむ。