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俺とS&W M945

S&W M945

さて。今回は、特売で勢いあまっての衝動買いにもかかわらず、デザイン・性能ともなにやらお気に入りになりつつある、KSCのS&W M945について書いてみようかな、とか思う。

さて。M945といえば、コルトガバメントのパテント失効となる1986年以降に一斉に発売された、ガバメントのコピーモデルの一種。内部構造はガバとほぼ同じものになるが、フレーム・スライドともにS&Wのパフォーマンスセンターで設計(スライド部はM4506のものを流用)され、一般的なガバメントモデルとのパーツの互換性はない。このへんに、コルトのライバル会社であるS&Wの妙な意地みたいなものを垣間見て、個人的にちょっと興味深かったりしたのだが、後にS&WはM1911というバリバリのコピーガバメントを発売してたりする。まぁ、品物自体はかっこええので許す。
で、エアガンに関して。今回は数年ぶりにKSC社のモデルを購入することになった。以前KSCのM93Rカスタムを(安売りで)購入してから、実に10年ぶりぐらいである。KSC社というと、モデルガン並みの精巧さをほこる外観とギミックを誇る、というイメージが先行してしまうのだが、このM945もなかなかにしてカッチリつくられているという印象を受けた。もともと角張った部分が多いのだが、エッジが立っているとでもいうのだろうか。シャープな印象を受ける。シルバーのスライドに直接プリントされたロゴが、かなりかっちょいい。
[,left]で、実射性能。命中精度的には、「まぁまぁ」ってところだろうか。曖昧だが。正直、競技用ならではの集団率を期待していたのだが、比較したマルイのミリガバのほうが精度が高い(こっちは気合入れてパーツ交換した物だから、比較対象としてよくないのだが)。M945はシューティングマッチ用というイメージを抱いていたのだが、これもチューンベースとして考えたほうが良いのだろうか。幸いパーツは潤沢に用意されているようだし。また、競技用ベースなので、アジャスタブルなリアサイトとトリガーが標準装備となっている。このトリガーがなかなか良い。当然比較対象がミリガバになってしまうのだが、2タップ・3タップ時のトリガーフィールというんだろうか。とりあえず横文字つかえばなんとかなるような雰囲気があるが、とにかく「なんかいい」んだ。これ以上言えん!
連射時の動作は想像以上に快調だった。シングルカアラムにもかかわらず、全弾速射で撃ちつくしても、ガス冷えでスライドストップがかからなくなるようなことはない。ただ、装弾数が15+1発とやや少なめだったことも影響していると思う。
まぁ、おおむね動作性能は良好に思えるが、サバゲ用途には正直むいてないな。こないだのゲームでは、実際にこのM945でヒット数稼げたりしたのだが、前述の装弾数の少なさもあるが、なにより高級品なもんでキズつけるようなことしたくないというのがでかい!あと、前回はレッグホルスターに入れての参戦だったのだが、匍匐時にマガジンのリリースボタンが引っかかり、マガジンを落としてしまうアクシデントが発生した。競技用なもんで、マガジンリリースのボタンでかいんだよね。そんな銃をレッグホルスターにいれるなって話なんだが。
総評としては、おおむね満足。デュアルトーンのハーフシルバーってのが気に入っている。家の中でがちゃがちゃ弄るには最高かな。徐々にこれのカスタムパーツも探してみたいとか、そんなことを考えているわけです。
ああ、金欠。