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俺的絶版トイガンコレクション

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さて。先日実家の物置の発掘作業(物置発掘調査 - Nozablog.)を行ったわけだが、そのかいあって中学校・高校当時に集めたエアガン・モデルガンの山がみつかった。だいたい80年代後半から90年代前半の代物で、今と比べるとたくさんのメーカーがこぞってトイガンを発売していた頃だ。
実家を建て替える際にまとめてダンボールに入れられて物置にしまわれていたのだが、いざ見つけてみると正直持ち主の俺が若干引くくらいの量。テーブルの上に並べて写真とろうとしたら、テーブルに乗り切らなかった。これはやばいw
大半が東京マルイエアコッキングモデルで今も現役で売られているものも多いのだが、既に倒産したりトイガンから撤退したメーカーの絶版モデルもけっこうある。いい機会なので、そんな昔のトイガンを手持ちの中からいくつか紹介してみようかと思う。
いつものことだが、所詮携帯のカメラなんで画像がしょぼいのはご愛嬌ということで。
※記憶が曖昧でメーカー名が怪しいものもあるんだが、もし間違ってたらご指摘願いたい。

LS

当時組み立てキットのエアガンを多く出していたメーカーだったんだが、wikiによると1992年に倒産したらしい。どのモデルもデフォルメした部分が少なくリアル志向、しかも値段も手頃だったのでお気に入りのメーカーだった。

NASTOF.45 AUTO

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当時はよくあった、組み立て式のエアガン。実銃はナストフさんっていう有名なシューターがこさえたガバのカスタムモデルらしい。あの頃のコッキングエアガンのマガジンのほとんどは、細長い棒状の通称「ワリバシマガジン」だったんだが、当時ではめずらしいフルサイズ(風)のマガジンをもつ。一見ロングスライドモデルのように見えるコンペンセイターのデザインが気に入っていた。
スライド上部のモナカ接合部が接着剤でガビガビになっているので状態はよろしくないが、今でもきちんと動いて弾が出ることを確認。

SIG SAUER P220

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ナストフと同様の組み立て式エアガン。ハンマーやトリガーが金属部品で当時はなかなかの高級感をかもしだしていた。ちなみにデコッキングレバーがセイフティレバーになっている。
当時、冬空の中で撃ってる最中になぜか自壊、リコイルスプリングが前方に吹っ飛んで紛失。必死の捜索作業の末みつかったスプリングは車道で車に踏まれて変形してた。必死に手で元の形に戻したが、当然スライドの動きはぎこちなくなってしまった。
P22Xシリーズは多くモデル化されているが、大本のP220自体は今ではタナカで作ってる自衛隊モデルぐらいしか知らない。俺、大好きなんだけどなぁ220…

COLT COMBAT COMMANDER

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たぶんLS社製だと思うんだが、若干自信なし。これも組み立て式モデルなんだが、折りたたみ式ストックが標準装備という珍品。当然着脱可能。とはいえ所詮はABS樹脂製なんで、若干作りはへにょっとしている。グリップには銀色のエンブレムがついていたはずなんだが、外して何かに使ったような記憶が・・・?
銃本体は当時エアコキ銃でよくあった押し込み式。一見フルサイズのロングマガジンにみえるけど、グリップからはみでたマガジン部から上はワリバシマガジン。このはみでた部分がBB弾のリザーブタンクになっていて、ここにBB弾をジャラジャラ入れておける。全弾撃ち尽くした後にマガジンを外して逆さまにするとこのリザーブタンクからマガジン部にBB弾が流れこむ仕組み。ちなみにリザーブタンク部は脱着可能で、取り外してノーマルの状態にするとストックを装着したまま折りたたむことができて、いかつい雰囲気になってなかなか面白い。
そういや小学生当時、「本物の銃はどうやって動かすか」って話題で友達と盛り上がった時、みんな「スライド押し込みでコッキングするのが正しい派」で、唯一の「スライドを引いてコッキングするのが正しい派」の俺が孤立したのもいい思い出。いや全然よくない。

ヨネザワ

完成品の押し込み式のエアコキ銃を多く出していた印象があるが、どれも高価で持っていなかった。マルイのエアコキが1980円だったのに比べて、だいたい5000円くらいだったかな?ヨネザワのハーフシルバーのガバとか友達が持っていて、すごくうらやましかった覚えがある。
ここもすでに倒産しているが、エアガン部門は今啓平社(KHC)という会社になってるそうだ。

BERETTA M12S

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当時、近所の空き地でサバイバルゲームってのが仲間内での放課後のトレンドだったんだが、みんな東京マルイ製のエアコキのサブマシンガンをこぞって買いやがって、あえて違うのが欲しかった俺がチョイスしたのがこいつ。M12Sなんて、他にMGCだったかがガスで出してたくらいでほとんどモデル化されてないマイナー銃なのに。
コッキングレバーはダミーで、フォアグリップを前後にスライドするとコッキングされる。当時流行りの「ラピッドファイアシステム」なんかもついてて、トリガー引きっぱなしでフォアグリップを前後にガシガシ動かすことで連射ができた。

イマイ

プラモメーカーとしてのほうが有名かな?けっこうしっかり作りこんだモデルを出してた記憶があるけど、ここも潰れてしまったそうだ。モデルガン部門はアオシマが一部引き継いで販売してるとの事。

SIG P210

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ずいぶんと渋いモデルを買ってたもんだと今更ながらに感心。グリップが案外持ちやすくて気に入っていた。多少傷はついてるようだが、程度は良好でバシバシ撃てる。
P210は今でも好きなモデルなんで、マルシンのガスブロを買おうかとずっと思案中。

BERETTA M84

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当時サイドアームのつもりで買った一丁。エアガンが出始めたころ、圧縮空気ではなくスプリングの力で直接BB弾を弾き出すモデルガンがあった。今ではほとんど見かけないが、これもそのモデル。二枚目の写真に写ってる、スライド内部の白い棒でBB弾をはじくんだが、正直全然弾はとばない。
このシリーズはお子様向けで、様々な種類の大型拳銃を派手にスケールダウンしたものだったんだが、その中でも元々中型拳銃のM84ならそれほどスケールに差がないだろう!ってことで購入。おもいのほか気に入ってたりした。今もアオシマから発売されてるみたい。

ポイント

当時よく見かけたメーカーなんだが、今しらべてもなかなか出てこない。後述のベレッタが速攻で壊れてしまったので、個人的にあまりいい印象を持ててないんだよなぁ(失礼)

BERETTA M92F

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ガス銃である。中学校の頃なんて小遣い限られてるんで、撃つだけでフロンガスが必要なガスガンはそれだけで相当な高級品というイメージがあった。本体も高いものが多かったしね。しかしこいつは銃本体も安かったはず。スライドは固定、ハンマーもセイフティもダミー、まともな可動部分はダブルアクションのみのトリガーだけ。そしてマガジンは割り箸タイプ。とりあえずガスガンが欲しかった!ってだけで買った記憶がある。結局、セットで買ったガスを使い切る前に、こいつはガス漏れしまくって動かなくなった。だせぇ。

東京マルイ

言わずと知れた有名エアガンメーカー。しかし、昔は組み立てキットのモデルガンも多く出していた。安価でバシバシ撃って遊べるモデルガンとして大好きだったが、組み立てにはけっこうな腕が必要で、出来上がってもまともに動かせないものも多かった。

MAUSER M712

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言わずと知れたシュネルフォイヤー。マルイの組み立てモデルガンで、一番最初に手に入れた品物。当然セレクターでセミ・フルの切り替えができるが、フルオートでは2連発までしか成功したことがなかった。
それでもうまく連射させようと試行錯誤してたんだが、組立のザツさも手伝って、最終的に発火時の衝撃でバレルがもげて前方へ飛んだ。
とはいえ、さんざん発火させて撃って遊んでたんだが、メンテもしないで放置してたせいで、チャンバー内で錆びた薬莢が詰まったまま、にっちもさっちも行かない状態で現在に至る。

SMITH&WESSON M29

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初めて手に入れたリボルバーのモデルガンがこれ。M29って、個人的にこれぐらいのバレル長が一番かっこいいと思う。こいつは組立に失敗して、トリガーを引いたあと指で前に押し戻さないと元の位置に戻らないという悲しい状態のままになっている。グリップの持ち心地もよく、案外気に入っていた。
ある日思い立って、タミヤのペンの塗料か何かでせこせこと色をぬってM629にしようとしたようだが、まぁ色むらはひどいわ手につくわ、正直ひどい状態。M6.29くらい?w

STURM RUGAR SUPER BLACKHAWK

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マルイの組み立てモデルガンの中で、唯一俺がまともに組み上げられたリボルバー。動作もスムーズで、オートに比べると火薬の不発も少ないのでお気に入りだった。元々リボルバーをさほど好きでなかった俺がはじめて興味をもったのもこいつのおかげかもしれない。グリップのエンブレムのメッキがハゲるくらい遊んでた。今でもけっこう程度もよく・・・ってあれ、フロントサイトもげてる!どこいった!!

WALTHER P38

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今はもうなくなった近所のおもちゃ屋の安売りで買ったもの。P38のロングバレル。こいつは非常にうまく組めたので、発火させることもなく丁寧にあつかっていた。にもかかわらず、何かの拍子にセイフティかけたままでトリガーを無理やり引いてトリガーバーを破損という失態をやらかし、そのまま現在に至る。未だに悔やんでも悔やみきれないという思い出の一丁。

COLT GOVERNMENT

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これはたしか高校時代の友人から譲ってもらった物だったと思う。当時俺はマルイの組み立てモデルガンのコンバットコマンダーを持っていたんだが、それはもうひどい組み立てでスライドもまともに動かないありさま。それに比べてこいつは丁寧に作られてて気に入っていた。手持ちのコンバットコマンダーは結局、こいつ用の部品取りとしてバラバラに。ずいぶんいじくってメンテとか分解とかして遊んでたが、いまどきのガスブロを持った後に触ると動きはスムーズとは言えないかな。俺も贅沢になったもんだ。

  ◆  ◆  ◆
他にもいろいろあったように思うのだが、写真におさめきれなかったので割愛。またの機会ということで。
こんなにたくさん残っていたこと自体が感動的ですらあるが、今思えばお気に入りだったのに壊れて捨ててしまったものとかも多かったなぁ。マルコシのワルサーP5(ガスガン)とか、ヨネザワのVP70、LSのCZ75(共にエアコキ)とか。
で、掘り起こしたこいつらは・・・結局そのまま実家の物置の中へ戻してきた。やっぱり当時の思い出と共に、当時の場所にしまっておいたほうがいいかな、とか。そんな。

番外編

おまけ。モデルガンがまとめて入ってた箱の中で発見したものたち。

セガ バーチャルロックオン

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セガから出てたもので、当時流行ってた光線銃の一種。このスカウターみたいのを頭につけるとHUDに自分の体力がデジタル表示され、光線銃で撃たれると数字が減る。銃にもため撃ちモードみたいのがついてて、ため撃ちで当てると多くHPを減らすことができたりとかした。
当時「これはおもしろい!」ということで友人数名でみんなで買おうって話になったのに、俺が一番最初に手に入れたあと皆だれも買わないでやんの。一人で遊んでも面白くないんでそのままお蔵入り。実は今でも若干根に持っていたりする。

フリントロック銃

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これ、なんだっけ?自分の部屋になんとなく飾ってた記憶はあるけど、なんで手に入れたんだったか全く思いだせない。謎。さすがに守備範囲外なんだが。もちろんエアガンなんかではなく、火薬を使ったモデルガンですらないんだが、一応フリントの部分はコックできて、トリガーをひくときちんと落ちる。トイガンとしては微妙ではあるが、見ての通り金属を多用しているのでどちらかってと鈍器に近い。